ジャガーファンの皆様へ、
この度ジャガーランドローバー柏 ショールームに、
JAGUAR E-TYPEを特別展示致しました。
E-TYPEは今から60年前の1961年に発表され、
D-TYPEの後継車として、モータースポーツや航空機の開発技術を盛り込んだ、
当時の市販車として革新的なクルマとして発売されました。
ジャガーブランドのキャッチコピー ”The art of Performance” (美しく速いクルマ)を具見化した、
美しいデザインが世界中の人々を魅了し、
フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリが、
”世界で最も美しいクルマ”と称賛したというエピソードが今でも語り継がれています。
サイドのデザインは、
当時のスポーツカーに多く採用されたロングノーズ・ショートデッキのデザインを取り入れ、
このデザインは大型の高性能エンジンを積んでいる証であり、
美しいスポーツカーとして、数多くのハリウッドスターやセレブリティに愛されました。
※E-TYPEの伝統を受け継いだF-TYPEにもロングノーズショートデッキのデザインが採用されています。
リアデザインは、なんと言ってもリアフェンダーの形状が特徴的です。
ジャガーの筋肉をイメージしたハンチラインが現在のジャガーデザインの礎となっています。
現在のジャガーのすべてのモデルに取り入れられている個性的なデザインです。
(60年前からこのデザインが取り入れられているとは驚きです!)
フロント中央にある赤い部分にご注目下さい、、。👆
ジャガーの顔がこちらを見ています(むしろ睨まれている?)。
このジャガーの顔も実は60年前から取り入れられている伝統的なバッジで、
”グロウラーバッジ”と言う名前がちゃんと付けられています。
※ちなみにグロウラーは”吠える”と言う意味です。
グロウラーバッジも現在のジャガーブランドの象徴となっており、
全車種のフロント部分に付いています。
※車の年代によってジャガーの顔の表情が少しづつ変化していますので、
ジャガーのクルマを見る機会があれば注目してみて下さい。
I-PACEのグロウラーバッジ👆
S-TYPEのグロウラーバッジ👆
(ジャガーの特徴と言えば、ボンネットからちょこんと飛び出ているジャガーでしょ??)
と思う方も多いと思いますが、グロウラーバッジもジャガーの象徴として、
ジャガーブランドの歴史と共に歩んで来たエンブレムとなっており、
精悍な顔つきながら、ネコ科の動物のかわいらしさも見受けられます。
少しE-TYPEから話が逸れましたので、
ジャガーE-TYPE誕生の秘話を紹介したいと思います。
E-TYPEのデザインの生みの親は誰だかご存じでしょうか?
E-TYPEのデザイナーは歴代のC-TYPE、D-TYPEのデザイン設計をした、
マルコム・セイヤー氏が担当しており、
彼は元々空気力学・航空機開発の第一人者としてブリストル航空機で働いていました。
当時の空気力学に対する認識がまだ少なかった為、
航空機の技術を車に取り入れる事は、自動車業界では革新と言える取組でした。
レースで勝つ為に当時の最新の空気力学を取り入れた結果がE-TYPEの形になり、
ル・マン24Hでの優勝や数多くのタイトルを勝ち取り、
素晴らしい功績を収める事が出来ました。
速さを追求した結果、美しいデザインになったという証明です。
※速いものは美しい⇔美しいものは速いという事です。(←ここは私が勝手に考えたコメントです。)
ここからは車両搬入時の様子を少し紹介します👆
非常に希少な車両の為、ジャガーランドローバー柏スタッフ達も興味津々。
(絶対に傷付けてはいけないというプレッシャーもあり、みんな真剣な表情で車両搬入を見守っています、、。)
最新のジャガーモデルも十分カッコいいですが、
クラシックカーを見ると、ブランドの歴史や伝統をさらに感じる事が出来ます。
E-TYPEをご覧頂きながら、
ジャガーの歴史について熱く語りましょう。
※ご来店の際は密を避ける為、ご来店前に事前予約をお願い致します。
大変希少な車両となりますので、車に触れたい気持ちをグッと堪えて頂き、
ご鑑賞頂く様ご協力をお願い致します。
皆様のご来店心よりお待ちしております。